こんにちは。
カラオケボーカルトレーナーのYUKINOです。
そろそろ梅雨入りの季節となってきましたね。
雨が降っている音って結構好きなんですよね。
個人的には、雨の時の道を自転車で通るときの「シャー」って音が好みです。
そんな音マニアな私ですが、今回はカラオケあるあるを何シリーズかに分けてお送りしたいと思います!
私はこの仕事をするようになってから、一人でカラオケに行き、歌い方や発声について研究をすることが多くなりました。
そうすると、色々思うことが出てきたのです。
これは、よくご相談いただく内容でもあるので、カラオケに行かれる方に共感していただけたらと思います。
カラオケ1曲目に何を歌う?
以前に
上記の記事を書きましたが、一曲目に歌うときってとても緊張しませんか?
まず、場に慣れていないということ、そして一緒にカラオケに同席している人、果たして上手く声が出るだろうか?
などなど、色々な思いが交差するはずです。
特に、初めて一緒にカラオケに行く人なら、なおさらですよね。
この人は上手いのかな?どんな歌を歌うのかしら?
などなど、お互いに探るわけです(笑)
では、本題です。
一曲目に何を歌うか?
これは、簡単に言うと、自分が歌いやすい十八番の曲がおすすめです。
もしくは、リズムがよく明るいテンポの曲、誰もが知っている定番曲も良いですね。
例えば・・・
・世界で一つだけの花 SMAP
・小さな恋の歌 MONGOL800
・すばらしい日々 ユニコーン
・タッチ 岩崎良美
・負けないで ZARD
・時代 中島みゆき
このような有名曲は、カラオケランキングにもランクインされている人気曲です。
有名な曲ならば相手も知っているので、場の空気も和むでしょう。
カラオケで一曲目から歌わないほうがいい曲とは?
では、逆に始めに歌わないほうがいい曲とは何でしょう?
それは、The バラード!です。
バラードをいきなり歌うのは、本人の声の状態にも、場の空気にもよろしくありません。
なぜか?
バラードは、静かに始まり、サビで盛り上がる曲がほとんどですが、バラードは声を伸ばすこと(ロングトーン)が多いのです。
まだ、歌い始めで、喉も温まっていない状態でこのような難易度の高いバラードを歌ってしまうと、喉への負担が大きいのです。
声を伸ばすということは、しっかり腹式呼吸ができることと、声のコンディションが整っていないと喉が痛くなったり、声がかすれたり、声が出にくくなってしまいます。
そして、何より、いきなりバラードで切ない曲を歌ってしまうことは、プロでもなかなかないです。
プロのライブのセットリストを見てみると、大体は一曲目のオープニングは明るいポップな曲で始まることが多いのです。
よっぽど、私はバラードしか歌わないのよ!という人以外は、ノリのいい曲や有名な曲を歌うことがおすすめです。
私は、以前、教室の発表会で生徒さんの出演順番を決めるときに、まず歌う曲目を確認して、バラードを歌う人の次はアップテンポな曲の人というように決めていました。
聴く側のことを考えるときに、バラードばかり、もしくはずっとロックばかりだと飽きませんか?
ちょっと話がズレましたが、一曲目にバラードは歌わないほうがいいということです。
中盤ぐらいで歌うと、この人はこういう曲も歌うんだ!という意外性があったり、新鮮でいい感じでしょう。
そんなことを偉そうに言っている私ですが、専門学校時代、しつこくMISIAばかり歌っていて、先生に「他のアーティストも歌え!」と怒られたことがあります(笑)
明るい曲よりも暗い?切ない曲の方が好きだった私は、ひたすら似たような曲ばかり歌っていたんです。
趣味で歌う方は、何を歌おうが自由だと思いますが、プロを目指すなら、いろんなジャンルの曲を歌うべきなのです。
今だからそう思えますが、当時の私は、かなり偏っていましたね。
またまた話がそれましたが、カラオケの一曲目は、
1 自分が歌いやすい曲
2 ノリの良い明るい曲
3 誰もが知っている有名曲
これらのポイントを踏まえて、選曲すれば間違いありません!
ちなみに、自分が歌いやすい曲が特になく、歌うことが苦手な方も、有名曲やノリのいい曲なら、意外と上手くごまかせますよ。
ごまかすというのも聞こえが悪いですが、静かなバラードだと自分の声がやたら目立ってしまうのと、メロディが複雑だったりと、歌いこなすには歌唱力が必要になりますが、アップテンポの曲なら比較的歌いやすいメロディが多いからです。
余談ですが、aikoの曲は、とても複雑で難しいメロディで作られていますが、CDを買って覚えてもらいたいという思いがあるということを聞いたことがあります。
なので、aikoの世界観が出ている曲が多いですよね。
逆に万人から好かれる曲は、割と覚えやすく皆が歌いやすいメロディで作られているのです。
カラオケに行くときは、ぜひ実践してみてください。
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